第3話
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男らしくない選択肢、「奥さんには極限まで黙っていよう作戦」で行くことに決めた私は、とりあえず奥さんとどのマンションを購入するかを決めることにしました。
ひと口にマンションと言っても、様々な建物が存在します。
地方都市であっても、マンションの数は無数にあります。
マンションを選ぶ基準は人それぞれですが、あなただったら何を基準に選びますか?
私が選んだマンション
マンションを購入するにあたり、それなりに調べ尽くしました。
部屋割りや場所、建築年数などなど、それこそ暇があれば探し続けていました。
このマンション選びをしているときは、充実していましたし、とても楽しかったですね。
いくつかピックアップしていった中で、良い立地にあるマンションを選びました。
そのマンションは何年か前に建てられたものでしたが、まだ新しくて職場からも近かったですし、とにかく場所が良かったです。
金額的にも2000万円強でしたので、奥さんと話して、まずは不動産屋へ電話をすることにしました。
以下、不動産屋との会話です。(多少は脚色していますが、大体こんな感じです)
不動産屋(以下、不)「はい、○○不動産です」
私「あの、お聞きしたいのですが、ネットの〇○で見た、△△町にある××マンションについてなんです」
不「はい、担当に変わりますのでお待ちください」
不「お電話変わりました、担当の●●と申します」
私「あの△△町にある××マンションについてですが、□階が空いているのを見て電話したのですが」
不「はい、××マンションですね。こちらは新しいオーナー様になる、ということでよろしいですか?」
私「はい?(新しいオーナー??)」
不「こちらは10年後まで入居される方がいまして、そのお部屋の持ち主になられる方の募集をしています」
私「うん? (何言ってるのこの人?)」
不「こちらには既に住民の方が住んでいまして、あと10年は住まわれる予定です」
私「えっ?(住んでる??)」
私「人が住んでいるんですか?」
不「はい、こちらには住んでいる方がいます」
私「売っているんじゃないんですか?」
不「売ってはいるのですが、現在このマンションのオーナーになられる方を募集していまして、要するに投資としての話になります」
私「ああ、そうなんですか…」
不「こちらの物件であれば、月々の家賃を住民の方からいただくことで、十分に月々の支払いもすることができると思います」
私「いや、まあ、それならいいです…」
不「ご自身で住まわれるマンションをお探しですか?それなら…」
私「とりあえず、また電話します」
正直な話、そのときの私は恥ずかしながら投資用にマンションを購入する、ということを知りませんでした。
今でこそ、投資目的にマンションやアパートのオーナーになって人に貸すという話も聞くようになりましたが、私は情報にかなり疎かったみたいです。
思いもよらない話になってしまい、ビビッて電話を切りました。
そうです。
私は、筋金入りのビビり屋でもありました。
ヘタレすぎてどうしようもない私は、不動産屋が勧めてくれるであろう物件の話を聞くこともなく、電話を切ってしまったのです。
隣にいた奥さんへの説明は、「もう住んでるんだって…」でした。
